サンワサプライは「Magnet脱着式microUSBケーブル(データ&充電)」(KU-MGD1)と「Magnet脱着式USB Type-Cケーブル(データ&充電)」(KU-MGDCA1)を発表した。これは、スマホなどのUSB端子にマグネット式のコネクタを接続。ケーブルもマグネットのため、近づけるだけでスマホなどの充電端子に簡単に接続できるという製品だ。


新製品の特徴としてあげられるのは、急速充電に対応しているという点だ。具体的にはクアルコムの「QuickCharge」が明記されている。わたしは、QuickChargeに対応した2台のスマホとタブレットを持っているため、これは非常に重要な点だ。
このようなマグネット接続のケーブルは、多くのメーカーが販売している。しかし、高速充電とデータ通信に対応するケーブルはまだ少ない。また、AmazonやYahoo!ショッピングでいくつも見かけるが、どのようなメーカーなのか分からないため購入をためらってしまう。しかし、サンワサプライならサポートもあるので安心して購入できる。
とは言うものの、購入は迷っている。まずは価格だ。直販サイトではマイクロUSBは2,080円、USB Type-Cは2,380円となっている。例えば品質が高いことで有名な「Anker PowerLine+ Micro USBケーブル」の0.9メートルが1,099円だが、これと比較すると高く感じる。
本体側のコネクタが単体で販売されていないことも迷ってしまう点だ。わたしの周りには、USBで充電する多くの機器がある。思い当たるだけでも、スマホが2台、AndroidとWindowsのタブレット、ハンズフリーイヤホン、Bluetoothイヤホンが3つ、マウスだ。USB充電している機器は10台前後ある。すべての機器をマグネット接続に対応させるためにはケーブルを10本も購入しなければならない。必要なのは、ケーブルは3本、本体のマグネットは10個程度だろう。
しかし、充電の頻度が高いのはメインで使っているスマホだけ。1日1回程度だろうか。これだけでもマグネット接続式のケーブルに変えてみようと思う。