スマートホンのディスプレイにフィルムをきれいに貼るのは難しい。気泡やゴミが含まれてしまう事があるが、一番、失敗しやすいのは、フィルムの位置合わせだろう。フィルムはディスプレイよりも一回り小さい。その大きさの差は、メーカーや製品によって異なる。片方に寄ってしまった、傾いていると気になり、ガラスフィルムを貼り直そうと思ったら割れるというのはよくある。このようなガラスフィルムが簡単にピッタリ貼れるツールが「ガイド枠」だ。

「ガイド枠」とは?
ガイド枠とは、スマートフォンに装着しガラスフィルムと位置をぴったりを合わせて貼り付けられる商品。ガラスフィルムのようにさまざまなオンラインショップで販売されている。ただ、単体では販売されてなく、あくまでもガラスフィルムの付属品だ。
今回、購入したのはPixel 7向けの商品。中身は、ガイド枠、ディスプレイ用とカメラ用のガラスフィルムが2セット、スマートフォンを拭くためのドライとウェットの紙、ゴミ取りのシールなどだ。

Google Pixel 7 ガラスフィルム 指紋認証対応 ガイド枠付き 【2+2枚セット: 2* フィルム + 2* レンズ保護フ…
ガイド枠があればガラスフィルムの位置合わせは簡単
ガイド枠があるとガラスフィルムの貼り付け位置が簡単に合わせられる。今回はPixel 7にガラスフィルムを貼り付ける。
1.ガイド枠には「Pixel 7」と記載されている。これが手前に見えるようにスマートフォンにかぶせる。



2.ガラスフィルムの保護シートをはがして、ガラスフィルムをガイド枠にはめる



3.スマートフォンとガラスフィルムの間の気泡を抜く
という手順だ。
これでフィルムを貼る位置がずれる心配はなくなる。また、ほかのガラスフィルムと同じように使っているうちに気泡はなくなる。唯一、気を付けることはホコリだ。


ガイド枠は再利用できる?
このガイド枠は、ガラスフィルムの大きさが同じなら何度も利用できる。手元に持っていたガラスフィルムと、ガイド枠に付与されているガラスフィルムは同じ大きさだった。おそらく、手元に持っていたガラスフィルムでも、ガイド枠できれいに貼り付けられる。


ガラスフィルムが割れたスマホは危ない
ガラスフィルムが割れのはある事だ。私の周りの人も、テレビでの街頭インタビューでも、画面やガラスフィルムが割れたスマートフォンをよく見かける。ガラスフィルムやディスプレイが割れても操作に支障がないため、修理をする気がないと思っているかもしれない。
しかし、ガラスフィルムはもちろんだが、ディスプレイもガラスだ。そのため、画面をスワイプしたら、割れたガラスフィルムでケガをするという可能性がある。もちろん、ケガをしないように作られていると思うが、ガラスフィルムを割ってしまったら、ケガをする可能性は高くなる。
これまでスマートフォンにガラスフィルムを貼ることは、面倒で根気がいる作業だった。しかし、ガイド枠でそれは解消された。ガラスフィルムがあれば簡単だ。割れたガラスフィルムはすぐに交換しよう。