現在、使っているテレビは、フルHDで37型、外付けのHDDにCS/BS/テレビを2チャンネル同時録画できる。また、地デジは3チャンネル同時に受信でき、2チャンネル録画、1チャンネル視聴という事もできる。
テレビに内蔵しているインターネット接続を利用するサービスとして、Yahoo!JAPAN、アクトビラ、TSUTAYA TVが搭載されているが、サポートが終了している。しかし、FireTVを接続しているため不自由はしていない。
このように使って13年。テレビに何の不満もない。故障したら4Kに買い替えようかと考えている程度だ。しかし、テレビよりも先にリモコンが故障した。電源ボタンの接触が悪くなり、接点清掃をしても改善しなかった。
このような場合、純正あるいは、さまざまなメーカーやモデルで使える汎用リモコンを購入することだろう。
純正品は高額な上に、取り寄せだったり、既に生産が終了したり、在庫がなかったりする可能性がある。
汎用リモコンは、ホームセンターや家電量販店で販売されているので、入手は簡単だ。しかし、汎用リモコンは、多くのメーカーやモデルのテレビに対応できるが、初期設定が面倒だったり、純正品リモコンとボタンの配置がなったりする。
このようなテレビのリモコンだが、サードパーティー品がおすすめだ。サードパーティー品の価格は、1,500~2,000円で、純正品のボタンと配置が同じで設定は不要。電池を入れるだけで純正品のリモコンと同様に使えるというメリットがある。


純正品よりも優れた点もあるサードパーティー品
このサードパーティー品は、ボタンの配置はもちろんだが、見た目がそっくりだ。異なるのは、「REGZA」や「TOSHIBA」のロゴが入っていない程度。普段、利用する際にはまったく問題ない。



しかも、純正品よりも優れている点もある。最初に気が付いたのはボタン。純正品はプラスチックだが、サードパーティー製はゴムでできている。さらに、ボタンが斜めになっていたり、アーチ状になっているなど押しやすいように作られている。
また、テレビに送信する赤外線のLEDは、純正品は2個だが、サードパーティー製は1個しかない。これも問題はなく、リモコンをテレビと反対側に向けても操作できるほどだ。
欠点もいくつかある。リモコン下部にある普段使わないボタンを隠すスライド部分は、出っぱりがないため開けにくい。また、電池のふたが少々固い。しかし、スライド部分も電池も頻繁には触れないため、それほど問題はないだろう。

サードパーティー製リモコンのブランド「CANTENDO」
このサードパーティー品は、「CANTENDO」というブランドで販売されている。聞き慣れない名前で、CANTENDOはメーカーなのかブランドなのか分からない。
CANTENDOは、主にテレビ、エアコン、レコーダーのリモコンを販売。テレビのリモコンは、東芝、シャープ、パナソニック、ハイセンス、ソニーに対応する製品が販売されている。いずれも純正品と見分けが付かない。2024年6月現在、おおよそ1,500~2,000円で販売されている。テレビが正常に動くなら、買い換えのほかに、このようなサードパーティーのリモコンを買うのも選択肢の1つだろう。
形が似たリモコンに注意
このような純正品にそっくりなサードパーティー製を購入、しばらく利用していたが、「二画面」のボタンがなかった。
この二画面表示のボタンは、使う場面が明確に思い浮かぶ。それは、災害や事件などの速報だ。多くの場合、片方は地デジのNHK総合、もう片方は日テレNEWS24またはTBS NEWSを流している。

スライドの開閉は衝撃吸収のシールを貼る
リモコンの下部をスライドさせると普段使わないボタンが出てくる。純正品はカバーの上に出っぱりがあったため、簡単にスライドできた。しかし、サードパーティー製のリモコンは出っぱりがない。そのため、リモコンの下部が開けにくい。これを解消するために衝撃吸収のシールを貼ると簡単になる。


