「なかよし」と「りぼん」の衝撃 #電子書籍 #Kindle

 インプレス総合研究所の調査によると、2016年における電子雑誌の市場規模は302億円とされている。そんな中、少女向けまんが雑誌の筆頭である講談社の「なかよし」と集英社の「りぼん」がKindleなどで電子書籍として販売されている。

2016年度の電子書籍市場規模は前年比24.7%増の1,976億円 電子出版市場は5年後に3,500億円市場へと成長 『電子書籍ビジネス調査報告書2017』 7月31日発行
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)のシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、新産業調査レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2017』( )を2017年7月31日(月)に発売(予約受付中)いたします。

 2016年における電子書籍の市場規模の内訳は、電子書籍は1976億円に対して電子雑誌はわずか302億円に過ぎない。書籍の電子化は進んでいるが、雑誌の電子化は進んでいないのが現状だ。そんな中、少女向け雑誌が電子化されているのが驚きだ。

 しかし、現在、なかよしやリボンを読んでいる年齢層は、2010年前後に生まれた子ども達と思われる。生まれた頃にすでにパソコンとブロードバンドは当たり前の物だった。さらに、学校の授業ではタブレットが活用されている。となると、タブレットで電子書籍を読むことは特別なことではないだろう。