乾電池を電源にしている製品は数多くあるが、付属のものは使わないようにしている。この付属の乾電池は、あくまでも動作確認のために付けられているため、品質はよくなく液漏れが発生する可能性が高いからだ。例えばエレコムでは、「ワイヤレスマウスに付属の電池は動作確認用としてお付けしているものです」としている。
付属の電池がすぐになくなりました
付属の電池がすぐになくなりました
品質が悪い乾電池は液漏れを起こして本体を壊す
乾電池の液漏れが問題なのは、乾電池が破損するのではなく、本体に影響を与えることだ。乾電池が液漏れを起こすと、電池を入れている機器の端子に液がこびりつき、最悪の場合、使えなくなってしまう。
今回、購入したのは、「ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード」。単四電池2本で2年間(400万回のキーストローク)も使える製品だ。こちらも、付属の乾電池ではなくAmazon Basicアルカリ乾電池に交換した。

このような製品に多いのが、買ったのはいいが実際にはあまり使わず、気が付いたときには液漏れを起こしているということだ。このように、長期間、放置すると液漏れが発生する可能性が高くなる。例えば、季節製品のリモコンだ。この場合、リモコンから電池を取り外して保管する事をおすすめする。
種類や残量が異なる乾電池は一緒に使わない。
この液漏れは、複数本の電池の特性にばらつきがあり、時間が経つと電池に電圧の差が生じてしまうことも原因の1つだ。この電圧の差が電池に負荷を与え、液漏れを起こす。そのため、種類や残量が異なる乾電池を混合させて使うことは避けた方がいい。