ディスプレイがカラー化したスマートウォッチ「Mi Band 4」が気になる

 小型のスマートウォッチ「Mi Band 4」が発表された。Xiaomiの「Mi Band 3」の後継に当たるモデルで、標準的なモデルに加えて、NFC搭載版と、アベンジャーズシリーズ限定版が販売される。価格は169元からで、日本円では約2,664円。中国では14日から販売されるが、日本での販売は未定だ。

小米手环4-小米商城
最新モデル「Mi Smart Band 6」が登場
価格が手頃な「Mi Smart Band 5」も引き続き販売中

ディスプレイはカラー化するがバッテリーは20日間持続

 Mi Smart Band 4のディスプレイは、有機ELディスプレイの一種であるAMOLEDを採用し、1600万色にカラー化。長さ21.6mm、幅は10.8mmで、3よりも39.9%広くなっている。また、ディスプレイの背景や文字のデザインが数多く用意されている。このように、ディスプレイがカラー化されたが、バッテリーは3と同じく20日間持続する。

 4は、3と同じく、電話、SMS、WeChatなどに着信があるとバイブレーションで通知。さらに4には、音声による家電の操作、スマートフォンの音楽プレイヤーの操作、水深50mまでの防水、NFCによる決済、「Alipay」のQRコード決済にも対応している。

 Mi Bandの一番の機能である活動量計には6軸センサーを採用。歩行、サイクリング、サーフィン、ランニング、水泳などの運動量も測定できるようになった。

おそらく日本では利用できない便利な機能

 4で注目すべきは決済機能だ。NFCにより中国国内の187都市で公共交通機関に乗車できる。また、Alipayにも対応。NFCとQRコードによる決済も可能だ。

 しかし、これらの機能は、日本では利用できない可能性が高い。QRコード決済はソフトウェアで実現しそうだが、日本では多くの場合、レジでバーコードリーダーを使っているため期待できない。また日本では、非接触式ICの決済は、NFCよりもFeliCaが圧倒的に多いため、決済機能の展開もないだろう。