SEO、SNS、広告、分析などオンラインビジネスに役立つeラーニング「Google デジタルワークショップ」

Googleのeラーニング「Google デジタルワークショップ」を受けてみた。おそらく対象としているのは、現在インターネット上でビジネスを行っているが、これを本格的に展開したい人だろう。FacebookやTwitterはまったく使ったことがない、といった人はハードルが高いと思われる。

SEO、SNS、広告、分析などオンラインビジネスに役立つeラーニング「Google デジタルワークショップ」 1

Googleデジタルワークショップとは?

Google デジタルワークショップは、検索エンジンの仕組みからSEO、Web広告をはじめ、スマホ、SNS、海外展開、Webを活用した実店舗のPRなどが学べるeラーニング。まずは、Googleアカウントでログイン。学習の進捗などはクラウドに保存されるため、パソコンやスマホ、タブレットなど、どの端末からでも続きから学習できる。移動中に1日1レッスンと決めてスマホで少しずつ進めることも、パソコンで1日かけてがっつり学習することもできる。

教材は全26レッスン。それぞれのレッスンに数分程度の2本から4本の動画が用意されており、これで学習。小テストで復習して合格すると次に進める。さらに1つのレッスンが終了するとテストが用意されており、合格したら次に進むの繰り返しだ。最後に100問のテストが用意されており、80%の正解で合格。しかし不合格だと、10時間は再試験を受けられない。この間に見直して、私は何とか2回目のテストで合格できた。

TwitterやFacebookの活用も学べる

このGoogle デジタルワークショップはGoogleが用意したeラーニングのため、自社のサービスの説明や宣伝のように思えるが、Twitter、Facebook、LinkedInなどのSNSの活用方法も学習できる。

中でも印象的だったのは、海外展開のレッスン。Google翻訳だけでは不自然な文章になるため、訳は人間の手を介した方がいいといったことも書いてあることだ。あくまでも中立の立場になったeラーニングと言えるだろう。

学習を終えてふと気がついたが、これほどの教材が無料とは驚きだ。ほかの教材の価格は知らないので、Google デジタルワークショップがどれだけの価格が妥当なのか分からない。しかし、このGoogle デジタルワークショップから得た知識でWebのコンサルティングを行うと、最低でも10万円は請求できるだろう。