深夜アニメの視聴者に訴求する場としてローソンは大きすぎた

 2013年頃からか、ローソンは深夜アニメの「魔法少女まどか☆マギカ」やオンラインゲームの「艦隊これくしょん」などのアニメのタイアップに力を入れていた。オリジナル商品の展開や、抽選でキャラクターグッズが当たる「一番くじ」の取扱店舗だった。しかし、いま、これらの商品の在庫が投げ売りされている状態だ。

 最近では、「魔法少女まどか☆マギカ」と「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の商品が3割引で販売されているのを見かけた。年末に販売されたクリスマスのイラストが描かれた「ご注文はうさぎですか?」のお菓子も春先まで並んでいた。このように、最寄りのローソンは、常時、キャンペーンが終了したアニメグッズが割引で販売されいる。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のポストカード
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 のポストカード

 さらに別の店舗では、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の一番くじの賞品の「シネマサイズポストカードセット」が30円で売られていた。当店通常価格620円、値引き後価格、さらにその上に30円という値札が付いて売られていたという状態。徐々に値段を下げても売れなかったのがよく分かる。

 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、テレビドラマから実写映画化されたほど息が長い作品。アニメ映画版は、魔法少女まどか☆マギカの新房昭之氏が総監督だった。深夜アニメという枠とは異なるが、総監督が新房氏ならターゲットする客層は同じだろう。

 思い返すと、映画の公開、当時、かなりの広告や宣伝を打っていた。ブログの「メディア露出情報」で確認できる。その勢いで一番くじも展開したのだろう。しかし、2017年8月に開始された1回620円の一番くじの賞品が未だに残っており、さらにそれが30円という値段でもなかなか売れない事を考えると、ヒットを過大に見積もったのだろう。

 これらを考えると、深夜アニメの視聴者に訴求する場として日本で14,000店を展開しているローソンはあまりにも大きすぎたということだ。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」に付けられた値札。30円で販売されていた
620円、310円、30円と徐々に値下げをしたのがよく分かる
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